間取り図の見方・記号

インターネットでお部屋探しの検索をする場合に、物件情報に掲載されているのが「間取図(まどりず)」です。この間取り図の表記や記号、その他の用語について簡単にご説明をしたいと思います!


DK又はLDKの表示について
まずはK、DK、LDKなどの表示についてですが、K=キッチン(台所)、D=ダイニング(食堂)、L=リビング(居間)を表しています。
- ダイニング・キッチン(DK) ・・・台所と食堂の機能が1室に併存している部屋をいい、住宅(マンションにあっては、住戸。次号において同じ。)の居室(寝室)数に応じ、その用途に従って使用するために必要な広さ、形状及び機能を有するものをいう。
- リビング・ダイニング・キッチン(LDK) ・・・居間と台所と食堂の機能が1室に併存する部屋をいい、住宅の居室(寝室)数に応じ、その用途に従って使用するために必要な広さ、形状及び機能を有するものをいう。
※表示規約第18条(特定用語の使用基準)第1項第3号及び第4号
では、K → DK → LDKという間取りにはどのような基準があるのでしょうか?
間取図を見る際に覚えておきたい項目
広さ(畳数)の目安(下限)1部屋(1K、1DK、1LDK)
- キッチン(居間・台所)4.5帖以上・・・1DK
- キッチン(居間・台所)8帖以上・・・1LDK
2部屋以上(2K~、2DK~、2LDK~)
- キッチン(居間・台所)6帖以上・・・2DK~
- キッチン(居間・台所)10帖以上・・・2LDK~
1DK(ワンディーケー)と表記する場合は、ダイニングキッチン(台所)は4.5畳以上の広さが必要となります。1LDKの場合は、リビングダイニングキッチン(居 間)は8畳以上必要です。2~4.5畳程度の広さの独立したキッチンを持つお部屋は1K(ワンケー)と表記します。また、キッチン部分と居室部分が分かれていないお部屋を1R(ワンルーム)と呼びます。




なお、一畳当たりの広さは1.62平方メートルという基準があります。つまり、帖数×1.62㎡を計算すると、お部屋のおおよその広さ(面積)を図ることが出来ます。
※各地方や物件によって計算方法が異なりますので、目安として参考にして頂ければと思います。
畳のサイズには「江戸間」「京間」「中京間」「団地サイズ」とあり、それぞれ畳一枚のサイズが違います。
- 京 間=1.824平方メートル
- 中京間=1.656平方メートル
- 江戸間=1.548平方メートル
- 団 地=1.445平方メートル
表記記号について
その他、よく出てくる間取り用語
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エントランス
建物の入り口や玄関のこと。
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アルコープ
マンションで、共用廊下から少し離れた(奥まった)位置に玄関扉を設置した作りのこと。
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ポーチ
建物の玄関前に付属して設置されている屋根つきのオープンスペースのこと。
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ウッドデッキ
主に一戸建て等で庭先に設けられた木製の床・ベランダの事をいいます。
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ルーフバルコニー
主にマンションで階下の住戸の屋根部分を利用したバルコニーのことをいいます。
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アイランドキッチン
シンク・流し台・調理台部分を壁から離して、まるで島のように配置されたキッチンのことをいいます。
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